栄養療法 院長ブログ

健康診断と栄養療法の血液検査の見方の違い①血液検査で腸内環境や栄養不足まで丸わかり!?

みなさん、こんにちは。

院長の寺田です。

この記事では、健康診断と栄養療法の血液検査の診断の違いについて、質問形式で答えていきます。

 

動画で解説を聞きたい方はコチラ▼

 

 

健康診断では“病気”の診断しかできませんが、栄養療法では「栄養不足」や「不調の原因」など、“未病”の状態に気づき、予防したり、より健康になるための手助けができます。

では、解説していきますね!

 

同じ血液を調べるのに、健康診断の血液検査と栄養療法(オーソモレキュラー療法)はどう違う?

 

Q1:

オーソモレキュラー療法における血液検査について教えてください。

A1:

簡単にいえば、体を分子レベルで捉え、栄養状態を把握することで、病気の治療や予防に役立てる血液検査で、70に及ぶ採血項目から、自分に足りない栄養素やミネラルを知ることができます。

Q2:

栄養状態を調べたあとは、どのような治療を行うのですか?

A2:

栄養療法の基本は、「生活習慣」「腸内環境」「デトックス」の3つ。治療の一環として、血液検査で不足している栄養素があった場合は、サプリメントを摂取します。その際、サプリメントの品質にはこだわることが重要です。

Q3:

基本的に、サプリメントで病気を予防したり治療したりするのですか?

A3:

いいえ、栄養療法においてサプリメントは治療法のひとつに過ぎません。

ほかにも血糖コントロールや腸内環境の改善などのための食事指導をしたり、体内に蓄積している毒素を排出するデトックスを行ったり、さらには、運動不足、ストレスなど、誤った生活習慣を改善したりすることで、病気の予防や治療を目指します。

Q4:

一般の血液検査と何が違うのですか? 

A4:

健康診断の血液検査では、肝臓や腎臓の働きを調べたり、脂質や糖の代謝を確認したり、これらの数値を調べることにより、たとえば「赤血球の数値が少なければ貧血」「LDLコレステロールが高いと動脈硬化の可能性あり」などと判断することができます。

一方、健康診断の血液検査で肝機能を表すASTやALT。これが高ければ肝機能に問題ありとなるわけです。詳細はここでは割愛させてもらいますが、分子栄養学では、ASTとALTの差が2以上あると、「ビタミンB6が不足している」と考えます。

Q5:

同じ数値を見ても、解釈の仕方が違うのですね。

A5:

ほかにも、肝機能を示す数値にγ-GTPというものがあり、これが高ければ健康診断では肝機能に問題ありと考えますが、低い場合は問題になりません。

しかし栄養療法ではこの数値が低い場合「タンパクが足りていない」と考えます。

また、鉄の貯蔵量を示す項目にフェリチンがありますが、低い場合、貧血と考えます。しかし栄養療法では、「エネルギーを作り出すミトコンドリアが機能低下を起こしているのでは?」と考えます。

Q6:

健康診断の血液検査と栄養療法の血液検査は、どのように使い分けるのが良いのでしょうか?

A6:

どちらも病気を未病のうちに発見したり、病気を治療したりするのに効果的な検査ですが、根本的な考え方が異なります。

健康診断で行う血液検査は、そこで病気が見つかった場合、通常は服薬による治療が行われます。

一方、栄養療法の血液検査では、不足している栄養素が、なぜ足りないのかを考えます。量が足りないのか、吸収されていないのか、体内で異常に消耗しているのか。その上で、腸内環境や生活習慣の改善、解毒の治療などが行われるのです。

 

 

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解説は後半に続きます。

https://aqua-medical-c.com/2022/12/19/8048/

 

健康診断では“病気”の診断しかできませんが、栄養療法では「栄養不足」や「不調の原因」など、“未病”の状態に気づき、予防したり、より健康になるための手助けができます。

 

『なんだが毎日疲れている』

『もっと元気に過ごしたい』

『すぐ体調を崩してしまう』

『お腹の調子が悪い』

『睡眠の質が良くない』

 

このようなお悩みがある方は、もしかしたら栄養不足や隠れた炎症があるのかもしれません。

ぜひ、一度栄養療法外来を受診して、あなたの健康状態を詳しく調べて見ませんか?

 

健康において何かお困りのおことがありましたら、いつでもご相談にいらしてください!

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アトピー性皮膚炎を改善する栄養療法②栄養と食事を解説

みなさん、こんにちは。

院長の寺田です。

この記事では、アトピー性皮膚炎に対する分子栄養学的アプローチについて、質問形式で答えていきます。

 

動画で解説を聞きたい方はコチラ▼

『アトピー性皮膚炎を改善する栄養療法②栄養と食事を解説』

 

 

体の中から見直して、薬に頼らず治療するために

Q7

分子栄養学では治療にサプリメントも使うということですが、アトピー性皮膚炎ではどのようなサプリメントが用いられるのですか?

A7

通常、皮膚はコラーゲンという成分でうるおいが保たれていますが、アトピー性皮膚炎になると、このコラーゲンが失われてしまいます。このコラーゲンの生成を助けるのが、タンパク質、ビタミンC、鉄なので、これらの栄養素を積極的に摂る必要があります。

Q8

タンパク質を摂取するには、プロテインを飲めばいいのですか?

A8

アトピー性皮膚炎の人は腸内環境が良くないので、タンパク質を吸収するのが苦手です。そのため、プロテインを飲んでもタンパク質の数値が上がらないことが多いのです。その場合は、ボーンブロスやチキンスープ、あごだし、かつおだしなどのスープを活用し、より体に吸収しやすいアミノ酸の形でタンパク質を摂取することをお勧めします。

Q9

ほかに、ぜひ摂取したい栄養素はありますか?

A9

アトピー性皮膚炎の治療で不可欠な栄養素は、亜鉛とビタミンAです。亜鉛は新しい細胞が生まれる時に必要な栄養素であり、また、ビタミンAは皮膚の一番上にある上皮を健康に保つために大切です。

ほかにも、免疫機能を活性させて炎症を和らげるビタミンDや、炎症を抑制する作用を持つオメガ3脂肪酸も大切。これらの栄養素を積極的に取り、体のなかからアトピー性皮膚炎の症状が出にくい状態へ変えていくことが、分子栄養学の目指すところです。

Q10

最後にメッセージをお願いします。

A10

アトピー性皮膚炎に限った話ではありませんが、病気を治療する上で何よりも大切なのは、睡眠不足、運動不足、ストレス、血糖値の乱高下、炎症を解決すること。まずはそれらを解決してからサプリメントで不足している栄養素を補うのが正しい方法です。栄養素が不足しているといっても、単純に摂取量が不足しているのか、吸収するのが苦手なのか、摂取してもきちんと使われていないのかなど、状況はさまざま。分子栄養学によるアトピー性皮膚炎の治療を考える場合は、信頼のおける医師を受診し、しっかり血液検査とカウンセリングをしてもらい、対処法を追求することをお勧めします。完治が難しいとされるアトピー性皮膚炎ですが、コツコツと治療を継続することで、少しずつ症状が改善されていくこともあります。食べ物やサプリメントによる治療は一般に時間がかかるとされていますが、内臓などに対する負荷も少なく、体にやさしい治療といえます。ぜひあきらめず、根気よく続けていきたいですね。

 

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以上、前回に続きアトピー性皮膚炎に対する分子栄養学的アプローチを解説させていただきましたが、いかがでしたか?

あなたの参考になれば幸いです。

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アトピー性皮膚炎を改善する栄養療法①遺伝もある?アトピーの原因を徹底解説

みなさん、こんにちは。

院長の寺田です。

アトピー性皮膚炎に対する分子栄養学的アプローチについて、質問形式で答えていきます。

 

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『遺伝もある?アトピー性皮膚炎の原因と栄養療法①』

 

 

Q1

そもそもアトピー性皮膚炎とはなんですか?

A1

簡単にいうと、アトピー性皮膚炎とは、かゆみを伴う湿疹が繰り返し生じる慢性的な炎症のこと。特徴的な症状には「かゆみ」「特徴的な湿疹と分布」「繰り返す」の3つがあり、これらが良くなったり、悪くなったりしながら慢性的に続きます。

Q2

どういう人がかかりやすいのですか?

A1

もともと喘息や花粉症、アレルギー性鼻炎、食物アレルギーなど、アレルギーを起こしやすい体質の人に多く見られます。また、家族にそうしたアレルギー体質の人がいる場合にも、その体質を遺伝的に受け継ぐことがあります。

Q3

遺伝によっても、アトピー性皮膚炎は起こるのですか?

A3

遺伝というと語弊があるかもしれませんが、お母さんがアトピー体質だとお子さんが引き継ぐことがあります。なぜかというと、お母さんの腸内環境が胎児の免疫システムに大きく影響しているから。そのため、お母さんの腸内環境が悪いと、子どもにアトピー性皮膚炎など、免疫機能の異常が起きてしまうことが多いのです。

Q4

なぜ、アトピー性皮膚炎は皮膚に症状が現れるのですか?

A4

端的にいうと、皮膚のバリア機能が落ちているからです。皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層構造になっており、表皮の外側にある角質がバリア機能を担っています。しかしアトピー性皮膚炎の場合、こうしたバリア機能が弱まっているため、ウイルスやカビ、ダニなど、外からの異物が容易に皮膚の中まで入りこみやすい状態になっているのです。

さらに、アトピー性皮膚炎の場合は、体内で慢性的な炎症が起きています。炎症が起きると肌がかゆくなる。そのためについ、掻きむしってしまう。その結果、ますます皮膚のバリア機能が破壊され、症状が悪化する。アトピー性皮膚炎の場合、こうした負のスパイラルが起きていることが多いのです。

Q5

アトピー性皮膚炎は治療することができるのですか?

A5

一般に、アトピー性皮膚炎の治療は、(1)皮膚を清潔にし、潤いを保つスキンケア。(2)ステロイド外用薬などにより、皮膚の炎症を抑える薬物療法。(3)症状を悪化させる要因を除去する生活環境の改善、という3つが基本になります。なかなか根治することは難しい病気ですが、根気よく続けることで、症状が現れない期間を長くすることは可能です。

Q6

ステロイド外用薬などの薬を使わずに治す方法はないのですか?

A6

分子栄養学による治療は、人が本来持っている自己治癒力を高めることで症状の改善を目指します。はじめのころは必要に応じて、ステロイド外用薬や抗ヒスタミン薬、漢方薬なども使用しますが、少しずつ薬の量を減らしていき、いずれは薬を使わなくても症状が出ないようにすることを目指します。

 

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いかがでしたか?

アトピー性皮膚炎に対する分子栄養学的アプローチの解説は、後半に続きます。

https://aqua-medical-c.com/2022/11/21/7945/

 

こちらもあわせてご覧ください。きっとお役に立てるはずです。

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オーソモレキュラー療法とは?①

みなさん、こんにちは。

院長の寺田です。

この記事では、オーソモレキュラー療法について、質問形式で答えていきます。

 

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Q1:

オーソモレキュラー療法とはなんですか?

A1:

栄養療法における一つの検査として、体内の栄養状態を詳細に調べる血液検査があります。その検査結果を見ながら、その人に不足している栄養素を解析し、ビタミンやミネラルなど適切な栄養素を補給して、細胞の合成や修復を促進したり、体の不調を改善したりすることで、全身の健康状態を高めていきます。そのほかにも、腸内環境を調べたり、体内に重金属などの毒素が蓄積していないかなどを調べる検査もあり、それらの結果から総合的に判断していきます。

Q2:

栄養素を補うことで、体を健康に変える療法ということですか?

A2:

よく誤解されがちなのですが、栄養療法は、ただ栄養を摂るだけで病気が治るというものではありません。私は、主に遺伝的疾患、外傷などを除き、多くの病気が発症する背景には、「慢性炎症」「睡眠不足」「血糖の乱高下」「ストレス」「運動不足」という5つの要素が絡んでいると考えています。病気を治療するには、これらを改善することが不可欠ですし、さらに、エネルギーを作るミトコンドリアの働きを活性させたり、ホルモンの分泌を正常にしたりすることも必要です。そうしたことも行いつつ、不足している栄養素を補い、健康状態を改善していくのが、栄養療法なのです。

そもそも栄養療法は、投薬に頼りがちな現代医学への疑問から始まっています。栄養療法の基本は、「慢性炎症」「腸内環境」「デトックス機能」の3つの改善です。これらを整えることで、薬に頼らず、本来の健康を取り戻していくのが栄養療法の特徴です。

Q3:

自分にどんな栄養素が不足しているか、どうやってわかるのですか?

A3:

血液検査によって、体内の栄養状態を調べ、栄養解析を行います。たとえば当院では、まず採血して70項目におよぶ詳細な血液検査を行います。 その後、検査結果から、詳細な栄養状態と必要なビタミンやミネラルをレポートし、食事、生活習慣についてアドバイスが可能です。

本来は、自分が不足している栄養素を、適切な量摂取することで、サプリメントは初めて効果を発揮するものです。そのため栄養療法では、一人ひとりの体調や状態を詳しく吟味し、栄養素の働きを最大限に活用することによって、その人が持っている自然治癒力を最大限に高めることを目的にしているのです。

 

 

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以上、オーソモレキュラー療法についてを解説させていただきましたが、いかがでしたか?

さらに詳しくは後半に続きます。

https://aqua-medical-c.com/2022/10/20/7901/

 

あなたの参考になれば幸いです。

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栄養療法 院長ブログ

オーソモレキュラー療法とは?②

みなさん、こんにちは。

院長の寺田です。

この記事では、前回の記事の後半です。

オーソモレキュラー療法について、質問形式で答えていきます。

 

動画で解説を聞きたい方はコチラ▼

 

 

 

Q4:

栄養療法は、どんな病気に有効なのですか?

A4:

さまざまな病気に有効です。肥満や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病から、自律神経失調症などメンタルのトラブル、アトピー性皮膚炎やアレルギー、がんや認知症など一般に治療が難しいと言われる病気、さらにはしみやシワなど美容の面でも効果を発揮します。特に、当院で最近増えているのは副腎疲労の患者さんです。

Q5:

これに対し、栄養療法ではどのように治療するのですか?

A5:

まずは、食事指導や血糖のコントロール、ストレスマネジメントをしながら、必要なサプリメントを活用します。副腎疲労の患者さんは、腸内環境の乱れ、デトックス機能が低下し重金属などの毒素が溜まっている患者さんが多いので、順番に改善していきます。

Q6:

具体的に、どんなサプリメントを使うのですか?

A6:

一般的にはビタミンB、C、亜鉛、マグネシウムなどのミネラルは重要です。腸内環境改善のためのプロバイオティクスや、炎症を改善するEPA、DHAなどのω3系脂肪酸も必要になります。また副腎疲労の患者さんは消化機能が低下していることが多いので、消化酵素は一番大事かもしれません。

栄養療法は体に負担が少なく、治療にも予防にも効果を発揮する素晴らしい療法です。行ううえで大事なことは、一人ひとりに合わせた最適な栄養状態を追求すること。そのため、個体差をきちんと確認しながら、栄養療法の知識を持った医師が、その人に必要な栄養素の種類と量を判断しなければなりません。

「必要な栄養素を摂れば病気が治る」というのではなく、誤った生活習慣や食習慣に気づき、それを改めるきっかけとなるのが栄養療法です。私が考える医療の基本は「きちんと出す」ということ。「不足している栄養素を補えばいい」という話ではなく、きちんと不要なものを排泄できる体でなければ、本当に健康とはいえません。「きちんと出せる体」を作るために、栄養療法は非常に有用です。ぜひ、興味のある方は栄養療法を実践している医師にご相談ください。

 

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以上、前回に続きオーソモレキュラー療法について解説させていただきましたが、いかがでしたか?

あなたの参考になれば幸いです。

健康において何かお困りのおことがありましたら、いつでもご相談にいらしてください!

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【書籍要約】なぜ、人は病気になるのか?③

みなさん、こんにちは。

院長の寺田です。

最終回はこの本における私の思いをお話ししたいと思います。

高血圧、糖尿病、痛みで悩む患者さんに、降圧薬を出し、血糖を下げ、痛みをとる薬を出すのではなく、なんで血圧が高く、なんで血糖が上がり、なんで痛みが出るのかを考える分子栄養学は、私の考える理想の学問であり、医療です。

自分のカラダは自分で守れるのです。

動画で解説を聴きたい方はこちら▼

 

2019年12月初旬に, 中国の武漢市で第1例目の感染者が報告されてから, わずか数カ月ほどの間にパンデミックと言われる世界的な流行となった、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は我々の生活を一変させました。

そこから改めて予防医療の大切さを、自分のカラダは自分で守らなくてはいけないという考え方を、再認識された方は多いと思います。

ジャンクフードは良くない、スナック菓子は良くないことはわかっている。でも、どういった食生活をしていったらいいわからない。自分はもうそれほど若くないし、これから先病気にはなりたくないけど、どうすればいいのか検討がつかない、といった方々が大半だと思います。

 

 

自分のカラダは自分で守れます。

 

 

高血圧、糖尿病、痛みで悩む患者さんに、降圧薬を出し、血糖を下げ、痛みをとる薬を出すのではなく、なんで血圧が高く、なんで血糖が上がり、なんで痛みが出るのかを考える分子栄養学は私の考える理想の学問であり、医療です。「代替医療はニセ医療」と言う心ない方もいらっしゃいます。もちろん、私は現代医療を否定しているわけではありませんし、今は、現代医療+代替医療=統合医療を軸に、日々診療にあたっています。

 

笑われるかもしれませんが、私には77億人を笑顔にするというVisionを叶えるためのMission ,Value を立てています。私のVision、それは現代医療だけでは叶えることができない、統合医療こそがなし得ることなのではないか、と真剣に考えています。

 

そのためにはまず、日本を元気にしなくてはいけません。

 

私はトライアスロンをやっており、毎年IRONMAN レースに参加するため海外を転戦中です。自身のアイデンティティでもあるIRONMANを通じて、アスリートとのアライアンスも検討しています。それは、分子栄養学を用いた健康管理です。

 

コロナで延期にはなりましたが、金メダルラッシュに日本中が沸きにわいた「東京オリンピック 2020」。

私は考えます。分子栄養学で、日本の金メダルを倍にできないか?

また、若くして引退を余儀なくされるアスリートの選手寿命も伸ばすことができないか?

 

 

どうですか?

考えただけでもワクワクしませんか?

 

 

私のVision、Mission、Valueは

Vision:人々が笑顔になる社会を作るために

Mission:提供できうる、最良、最善、最高の「誠意」「熱意」

そして、「医療」を患者様に届けること

Value:そのためには、誠実で正直であること、仲間を大切にし、信頼を深めることです。

 

 

最後に、私が皆さんに伝えたいことは、この3つです。

  • 食事を変えてください
  • そうすれば生活習慣が変わります
  • そうすれば思考が変わります

そうするとその先に、「笑顔」が見えてきますから。

 

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【書籍要約】なぜ、人は病気になるのか?②

みなさん、こんにちは。

院長の寺田です。

今回は私の著書「なぜ、人は病気になるのか?」の本質をお話しいたします。

動画で解説を聞きたい方はこちら▼

 

人は、私の考える病気の5つの根本原因に、ミトコンドリア機能、ホルモン、神経伝達物質のバランスが崩れが加わることで、腸内環境が乱れ、毒素が蓄積し、病気になると私は考えています。

ですからその一つ一つを順番に治療することで病気は改善していくはずです。

 

アトピー性皮膚炎も、甲状腺機能低下症も、過敏性腸症候群も、線維筋痛症も、頭痛も、風邪も、うつも、ADHDも、自閉症も、そしてがんも、病気の原因は「慢性炎症」「腸内環境の乱れ」そして「デトックス機能の低下」の3つと考えています。

 

そして、その慢性炎症を引き起こすものが「運動不足」であり、「ストレス」であり、「睡眠不足」で、もちろん感染症も忘れてはいけません。そもそも食生活が乱れていれば血糖のコントロールはうまくいかず、「低血糖」を引き起こします。全ての「病気」はこの5つの根本原因から始まるのです。

 

低血糖は「ミトコンドリア機能障害」に繋がりますし、副腎疲労(HPA軸機能障害)を引き起こし、コルチゾールの分泌能が乱れ、ひいては甲状腺、性ホルモンといった「ホルモンの分泌障害」にもつながります。栄養状態が悪ければ、ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンといった「神経伝達物質」は正常に生成されず、我々のカラダのバランスを正常に保つことができなくなるわけです。

 

「腸内環境」が大事なことは言うまでもありません。

本来入ってくるべきでない未消化の食べ物や、毒素が引き起こすリーキーガットを改善することはもちろん大事です、カンジダを除菌することももちろん大事です。しかし、コルチゾールによって炎症が改善できなければ、傷ついた腸の粘膜は修復されませんし、結局腸内環境は良くなることはないのです。

 

「重金属が体内に溜まっていると言われました。急いで治療しなくていいのですか?」

毒素の70%は腸に排泄されます。腸内環境改善無くして「デトックス」はあり得ないのです。

順番です。原因が分かっていても、治療の順番が間違っていれば、ゴールは絶対に見えてこないのです。

 

 

サプリメントを取ることが目的ではないと思います。

検査をすることが目的ではないと思います。

 

病気にはなりたい人はいないと思います。

がんにもなりたくないと思います。

 

誰しもが、いつまでも元気でいたいと考えていると思います。

 

以上を念頭に、この本を読んでいただけると、私の伝えたいことがご理解いただけると思います。

 

ちょっと長くなりましたので、次回に続きます。

https://aqua-medical-c.com/2022/09/01/7875/

 

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【書籍要約】なぜ、人は病気になるのか?①

みなさん、こんにちは。

院長の寺田です。

この度私は本を出版いたしました。なんとAMAZONで7部門1位を獲得いたしました。

今回から数回に渡り、本に内容を紹介したいと思います。

動画で解説を聴きたい方はこちら▼

『なぜ人は、病気になるのか?』

 

◉ビジネスパーソンの多くが抱える「原因のわからない不調」

当院は消化器内科なので、お腹が痛いという患者さんがたくさんいらっしゃいます。胃痛のほかにも、日常生活の中で次のような体の不調が思い当たる方は少なくないのではないでしょうか。

・体が重い、寝ても疲労が取れない、夜なかなか眠れない

・イライラする、気分が落ち込む、やる気がなくなる、集中力がない

・顔や体に湿疹ができる、皮膚炎になる

・冷える、月経不順、PMS(月経前症候群)がある

・頭が痛い、動悸がある

・抜け毛が多い

包丁などで指を切ってしまったら、縫う。ガンが見つかったら、摘出する。これらの怪我や病気にははっきりとした「原因」があり、その原因を取り除くことで怪我や病気は治すことができます。ところが、日常生活の中で悩んでいるこれらの症状の多くは、臨床の現場では異常なしと言われた、原因が特定できない「不定愁訴」であることはないでしょうか?

 

◉「未病」の状態を知ることは現代人に必須のリテラシー

現代医療の基礎理論である西洋医学の世界では、端的にいうと「正常」と「異常」の二つの概念しかありません。たとえ目の前の患者さんが辛い症状を訴えていたとしても、検査データや画像の所見で異常がなければ「あなたは正常です」ということになります。

ただ、現実には画像でも数値でもとらえられない「異常」があるものです。「病気」と「病気でない」の間には明確な境界線があるわけではなく、グラデーションで連続的につながっているのです。この、病気にいたる前を「未病」といいます。

では、はっきりとした原因のない「未病」の正体はいったい何でしょうか? その疑問に対して一つの道筋を示すのが、本書の目的です。

 

 ◉なぜ人は病気になるのか?

 それは、大きく次の5つに整理できます。

・慢性炎症

・低血糖

・睡眠不足

・ストレス

・運動不足

この5つの現象が、病気を引き起こす「根本原因」です。

 これらの5つを引き起こさないための食事・運動・睡眠のポイントを知り、生活習慣を改善していくことで、不定愁訴を改善することができ、肝臓デトックスや腸内環境が正常になり、結果としてあらゆる不調を予防する、あるいは治療する。このことを、私が医師として最終的に到達した「分子栄養学」の理論をベースに、本書の中で伝えています。

書籍要約は次回の記事に続きます。ぜひこちらも読んでいただけると幸いです。

 

https://aqua-medical-c.com/2022/08/09/7859/

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アスタキサンチンの抗酸化力

みなさん、こんにちは。

院長の寺田です。

今回の記事では、アスタキサンチンの抗酸化力について解説します。

動画で解説を聴きたい方はこちら▼

 

病気の9割は活性酸素が原因と考えられています。

アスタキサンチンの優れた抗酸化力は、紫外線、喫煙などの酸化ストレスや、精神的ストレス、トライアスロンなどの激しい運動ストレス、そして悪い生活習慣など、活性酸素が非常に多く発生する環境下に生きる私達の生活にとって、欠かせない力強い味方であると言えます。

アスタキサンチンは、β-カロチンと同じカロテノイドの一種で、エビ、カニなどの甲殻類、サケ、タイなどの魚類などの赤橙色の色素です。

 

なぜ、サケの身は赤い?

サケは産卵のために川を登ります。過酷な旅には沢山のエネルギーが必要ですが、同時に活性酸素も発生します。活性酸素が過剰に発生すると途中で力尽き、目的を達成することはできません。そこで彼らは、オキアミなどから取り込んだ、強力な抗酸化作用があるアスタキサンチンを筋肉に十分にため込こみ、活性酸素を消去することで目的地にたどり着くことができるのです。

実は、サケは本来白身の魚で、赤い身の色はアスタキサンチンだったのです。

 

紫外線から身を守るアスタキサンチン

目的地に到達したサケは、筋肉に蓄えていたアスタキサンチンを今度は卵(イクラ)に引き継ぎます。さんさんと紫外線が降り注ぐ浅瀬に産み落とされる卵を、遺伝子障害や脂質の酸化から守るためです。

また、タイは体表、エビやカニは殻にアスタキサンチンを蓄積しています。これも、紫外線から身を守るためで、アスタキサンチンは、生体内防御物質として働いていると考えられています。

 

アスタキサンチンの抗酸化力

一重項酸素という活性酸素に対する抗酸化力は、なんと、ビタミンCの6000倍、コエンザイムQ10の800倍、また脂質の酸化に対する抗酸化力は、ビタミンEの1000倍と言われています。

 

細胞膜での抗酸化効果  (添付図参照)

わたしたちの身体の中で最も外からの攻撃を受けやすいのは、そのほとんどが容易に酸化される脂肪で構成される細胞膜です。細胞膜は「リン脂質二重層」といい、親水性(しんすいせい)の外膜と、疎水性(そすいせい)の内膜が存在します。膜の外側にしか存在できない親水性のビタミンC、膜の内側にしか存在できない疎水性のβカロテンやビタミンEと違い、アスタキサンチンはリン脂質二重構造を縦に貫通する形で存在し、細胞膜全体に位置することで、活性酸素をしっかりと捕えることが可能です。

 このようなアスタキサンチンの優れた抗酸化力は、紫外線、喫煙などの酸化ストレスや、精神的ストレス、トライアスロンなどの激しい運動ストレス、そして悪い生活習慣など、活性酸素が非常に多く発生する環境下に生きる私達の生活にとって、欠かせない力強い味方であると言えます。

ふと思ったのですが、サケが、生まれた時からイクラにアスタキサンチンを託さなくてはいけない過酷な運命に立ち向かうために、長い旅の果てに生まれ故郷の川に戻り、そしてその使命を全うして生涯を終える。

って何か凄く、ドラマチックじゃないですか?

 

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遅延型フードアレルギー検査

みなさん、こんにちは。

院長の寺田です。

今回の記事では遅延型フードアレルギー検査について解説します。

動画で解説を聴きたい方はこちら▼

遅延型フードアレルギーは、「食物そのものが原因となる場合」と「腸のバリア機能の破綻が原因となる場合」の、2つの反応があります。

「食物そのものが原因となる場合」では、原因となる食物だけ強く反応し、そのほかの食物にはほとんど反応しません。

「腸のバリア機能の破綻が原因となる場合」では、ほとんどの食物に対して一定以上の強い反応が見られ、リーキーガット症候群と深く関わりがあります。つまり、遅延型フードアレルギー検査は、リーキーガットの有無を知る検査でもあるのです。

 

こんな症状があれば、検査の対象です

  1. 疲れが取れない
  2. めまいがする
  3. 気持ちが落ち込んでしょうがない
  4. 頭痛が治らない
  5. 集中力が続かない
  6. 血圧が下がらない
  7. 下痢と便秘を繰り返す
  8. 肩こりがよくならない

 

これらの症状はありませんか?

さまざまな症状がなかなか改善されない場合、遅延型フードアレルギーが原因になっている可能性があります。

遅延型フードアレルギーは、原因となる食物を摂取して、数時間~数日後に症状が現れます。すぐに症状が現れずゆっくり反応するので、気づきにくいのが特徴です。症状は、頭痛・腹痛・肌トラブル・耳鳴り・不眠などさまざまで、一般的にアレルギー症状と認識されていないものも多く含まれます。また、複数の症状が同時に発生することもあります。

特定の食物を食べると数分~数十分後に、蕁麻疹や痒み、腹痛、呼吸困難などのアレルギー症状を引き起こす、一般的に行われる保険適用の『即時型フードアレルギー検査』と異なり、

自費診療となる、『遅延型フードアレルギー』は、特定の食物を食べてから症状が出るまでの時間が数時間~数日後と遅く、症状も多彩であるため、その症状が食物によるアレルギーであると気付きにくいのが特徴です。

何度検査をしてもすべて陰性で原因のわからない方は、IgG抗体を調べる遅延型フードアレルギーの検査をお勧め致します。

遅延型フードアレルギーは、「食物そのものが原因となるパターン」と「腸のバリア機能の破綻が原因となるパターン」の、2つの反応パターンがあります。「食物そのものが原因となるパターン」では、原因となる食物だけ強く反応し、そのほかの食物にはほとんど反応しません。「腸のバリア機能の破綻が原因となるパターン」では、ほとんどの食物に対して一定以上の強い反応が見られ、リーキーガット症候群と深く関わりがあります。つまり、遅延型フードアレルギー検査は、リーキーガットの有無を知る検査でもあるのです。

 

遅延型フードアレルギーの治療

一定期間、原因となる食物の摂取量を制限すること、加えて、ストレス、毒素、カンジダ菌の異常増殖など、その他の腸内環境悪化の原因を特定し、整えていきます。

改善が見られれば摂取頻度や量を調節することで、その食物を再び食べられるようになります。

また、治療を開始してしばらく経つと、頭痛や腹痛が改善したり、肌や睡眠の質が良くなるなど、体調の良さを体感する人も少なくありません。

「もしかして遅延型フードアレルギーかも?」と気になる症状がある方や、遅延型フードアレルギーの検査を行ってみたい方は、まずは当院にご相談ください。