院長ブログ

Awareness「気づく」とは?

みなさん、こんにちは。

院長の寺田です。

 

Awareness「気づく」とは「本当」を見つける事。

他人はどうやったって変えられません。

変えられるのは、自分だけです。「信念」というのは、過去の経験などから、自分が決めた事であり、自分の選択です。

自分でそれを手放す意思を持ち、自分が再選択するまでは、心理的ストレスは何も変わらないのです。

動画で解説を聴きたい方はこちら▼

 

人は心理的ストレスを、様々な方法を使って、調節、解決します。

 

心理的ストレスは、怒りや不安などの「感情」が引き起こすもの、様々なネガティブな「思考」が引き起こすものなど、あげたら切りがないほど、様々な原因があります。

 

他人とトラブルがあった時

 

変えられないのは他人

変えられるのは自分。

 

 

「子供は学校へ行くべきだ」という話があったとしましょう。

これは、正しいことでしょうか?

 

学校へ行かない子は悪い子でしょうか?

いじめにあってる子が学校に行きたくないのは悪い子でしょうか?

学校はつまらないと感じている子は悪い子でしょうか?

学校へ行く意味を見出せない子は悪い子でしょうか?

全て「学校に行かない」という事実に変わりはありません。

 

子供が学校に行くという事は、日本では当たり前の事で

僕もそう思います。

 

 

でも、本当にこれは正しいのでしょうか?

 

行かないと、周囲の人たちに変な目で親である自分が見られたくないからですか?

子供が変な目で見られたくないからですか?

子供がいじめられてると思われたくないからですか?

子供が頭おかしいと思われたくないからですか?

子供が変わってると思われたくないからですか?

 

理由も知らない周りの反応に振り回されて、自分を見失ってるのかもしれない。

近頃の若い子は、と言うけれど、実はおかしいのは自分自身なのかもしれない。

 

向こうは向こう、相手は相手、自分は自分。

こう考えると、すごく気が楽になります。

 

やっぱり、重要なのは「自分接待」です。

自分がダメなら意味ないじゃないですか。

 

 

「なぜ」に気づくこと。

 

なぜそういう

「感覚」

「感情」

「欲求」

「思考」

になってしまうのか?

 

あなたは今、色んなストレスを抱えているかもしれない。

 

でも

そのストレスと、あのストレスと、このストレスと

あっちのストレスと、こっちのストレスの原因は

実は全て同じで、1つの事だったりします。

 

 

気づくとは「本当」を見つける事。

「信念」というのは、過去の経験などから、自分が決めた事であり、自分の選択です。

自分でそれを手放す意思を持ち、自分が再選択するまでは何も変わらないのです。

 

他人はどうやったって変えられないんです。無理なんです。

変えられるのは、自分だけなんです。

それに「気づく」こと。

つまり、” Awareness ”  です。

 

今あなたが抱えているストレスを思い浮かべて下さい。

 

それは

お金の事か

仕事の事か

対人関係の事だと思います。

 

向こうは、相手は、変えられますか?

いやいや、自分が変わってしまえば楽ちんじゃないですか?

 

 

 6月の新月は629日です。私の星座、蟹座の新月です。

新月は、新しいスタートの日でもあります。

 

栄養療法 院長ブログ

遅延型フードアレルギー検査

みなさん、こんにちは。

院長の寺田です。

今回の記事では遅延型フードアレルギー検査について解説します。

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遅延型フードアレルギーは、「食物そのものが原因となる場合」と「腸のバリア機能の破綻が原因となる場合」の、2つの反応があります。

「食物そのものが原因となる場合」では、原因となる食物だけ強く反応し、そのほかの食物にはほとんど反応しません。

「腸のバリア機能の破綻が原因となる場合」では、ほとんどの食物に対して一定以上の強い反応が見られ、リーキーガット症候群と深く関わりがあります。つまり、遅延型フードアレルギー検査は、リーキーガットの有無を知る検査でもあるのです。

 

こんな症状があれば、検査の対象です

  1. 疲れが取れない
  2. めまいがする
  3. 気持ちが落ち込んでしょうがない
  4. 頭痛が治らない
  5. 集中力が続かない
  6. 血圧が下がらない
  7. 下痢と便秘を繰り返す
  8. 肩こりがよくならない

 

これらの症状はありませんか?

さまざまな症状がなかなか改善されない場合、遅延型フードアレルギーが原因になっている可能性があります。

遅延型フードアレルギーは、原因となる食物を摂取して、数時間~数日後に症状が現れます。すぐに症状が現れずゆっくり反応するので、気づきにくいのが特徴です。症状は、頭痛・腹痛・肌トラブル・耳鳴り・不眠などさまざまで、一般的にアレルギー症状と認識されていないものも多く含まれます。また、複数の症状が同時に発生することもあります。

特定の食物を食べると数分~数十分後に、蕁麻疹や痒み、腹痛、呼吸困難などのアレルギー症状を引き起こす、一般的に行われる保険適用の『即時型フードアレルギー検査』と異なり、

自費診療となる、『遅延型フードアレルギー』は、特定の食物を食べてから症状が出るまでの時間が数時間~数日後と遅く、症状も多彩であるため、その症状が食物によるアレルギーであると気付きにくいのが特徴です。

何度検査をしてもすべて陰性で原因のわからない方は、IgG抗体を調べる遅延型フードアレルギーの検査をお勧め致します。

遅延型フードアレルギーは、「食物そのものが原因となるパターン」と「腸のバリア機能の破綻が原因となるパターン」の、2つの反応パターンがあります。「食物そのものが原因となるパターン」では、原因となる食物だけ強く反応し、そのほかの食物にはほとんど反応しません。「腸のバリア機能の破綻が原因となるパターン」では、ほとんどの食物に対して一定以上の強い反応が見られ、リーキーガット症候群と深く関わりがあります。つまり、遅延型フードアレルギー検査は、リーキーガットの有無を知る検査でもあるのです。

 

遅延型フードアレルギーの治療

一定期間、原因となる食物の摂取量を制限すること、加えて、ストレス、毒素、カンジダ菌の異常増殖など、その他の腸内環境悪化の原因を特定し、整えていきます。

改善が見られれば摂取頻度や量を調節することで、その食物を再び食べられるようになります。

また、治療を開始してしばらく経つと、頭痛や腹痛が改善したり、肌や睡眠の質が良くなるなど、体調の良さを体感する人も少なくありません。

「もしかして遅延型フードアレルギーかも?」と気になる症状がある方や、遅延型フードアレルギーの検査を行ってみたい方は、まずは当院にご相談ください。

栄養療法 院長ブログ

睡眠不足②〜腸内環境の乱れと不眠〜

みなさん、こんにちは。

院長の寺田です。

今回は不眠のもう一つの原因、『腸内環境の乱れ』について解説します。

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リラックスホルモンのGABA(ギャバ)、意欲・元気・やる気の源のドーパミンやアドレナリン、そして幸せホルモンのセロトニンや睡眠ホルモンのメラトニンなどの神経伝達物質は全てタンパク質、すなわちアミノ酸が原料となり、さまざまなビタミンやミネラルによって合成されていきます。

つまり、腸内環境が悪く、タンパク質(アミノ酸)やビタミン・ミネラルが吸収されないような状況では、神経伝達物質が合成されないということです。

 

腸内環境が悪いと起こること

1)タンパク質(アミノ酸)の吸収障害

神経伝達物質の原料はタンパク質です。腸内環境の悪化し、タンパク質吸収不良により、アミノ酸であるトリプトファンの合成ができなくなると、セロトニンは減少、その代謝産物である睡眠ホルモンであるメラトニンも合成されなくなり、睡眠障害を引き起こします。

(タンパク質→×トリプトファン→×セロトニン→×メラトニン)

また、アミノ酸であるグリシンは、抑制系の神経伝達物質で、深部体温を低下させ、リラックス効果をもたらすことで睡眠の質を向上させます。

 

2)ビタミンB3(ナイアシン)、B6、ビタミンC不足

脳内の神経伝達物質セロトニンやドーパミン、ノルアドレナリン、GABAなどの合成にナイアシン、ビタミンB6、ビタミンCは欠かせません。糖質やアルコールの過剰摂取、ストレス、感染症や発熱、腸内環境悪化を含めた慢性炎症により、どんどん消費されてしまいます。

 

3)マグネシウム、亜鉛不足、銅過剰

マグネシウム、亜鉛は神経伝達物質の合成には不可欠なミネラルです。マグネシウムは海苔などの海藻類、煮干しなどの魚介類、大豆などの豆類に多く含まれ、亜鉛は牡蠣などの貝類、豚レバー、牛の赤身などに多く含まれるので積極的に摂りたい食べ物です。

銅過剰はノルアドレナリン過剰を引き起こします。銅過剰を防ぐには、ブラザーイオンである亜鉛を多く含んだ食べ物を積極的に取ることです。

亜鉛はデットクスに必要なミネラルのため、体内に毒素が蓄積すると、どんどん消費されてしまいます。重金属を多く含んだ大型魚を食べていませんか?アマルガムなどの歯の詰め物はありませんか?タバコは吸っていませんか?お酒を飲み過ぎていませんか?食品添加物の取り過ぎはないですか?

これらの代謝には亜鉛が消費されることで、銅過剰になってしまうのです。

 

そこのあなた。カカオにも銅がたくさん含まれるので、チョコレートの取り過ぎは要注意ですよ。

 

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睡眠不足①〜ホルモンの乱れと不眠〜

みなさん、こんにちは。

院長の寺田です

日頃、寝つきが悪い、夜間目が覚めると眠れなくなることで悩まれている方は多いと思います。疲れは取れないし、日中の生活リズムが崩れてしまいます。

今回、不眠の原因を分子栄養学的に考えてみました。

動画で解説を聴きたい方はこちら▼

 

睡眠不足①〜ホルモンの乱れと不眠〜

日頃、寝つきが悪い、夜間目が覚めると眠れなくなることで悩まれている方は多いと思います。疲れは取れないし、日中の生活リズムが崩れてしまいます。

不眠は、体に慢性炎症を引き起こし、インスリン抵抗性を上げ、糖尿病を悪化させたり、自律神経のバランスが崩れることで血圧を上昇させます。また、食欲抑制ホルモンであるレプチン分泌を低下させ、逆に食欲増進ホルモンのグレリン分泌を増やし、肥満の大きな原因となりいいことがありません。

今回、不眠の原因を分子栄養学的に考えてみました。

私の考える不眠の原因は

  • ホルモンの乱れと
  • 腸内環境の乱れです。

今回は先ず、「睡眠とホルモンの関係」についてお話しします。

 

ホルモンの乱れと不眠

1)メラトニン

人は、夜になると脳の松果体から分泌されるメラトニンというホルモンが分泌されることによって自然に眠くなります。

体の概日(がいじつ)リズム、つまり体内時計は1日25時間と言われていて、リセットをしないと、毎日少しずつ狂いが生じてきます。そのリセットの仕方は、朝日を浴びて体内時計をコントロールしているメラトニンの分泌を止めることです。

夜間夜ふかしをして、光を浴びていれば体内時計は乱れますし、加齢と共にメラトニンの分泌は減ってきます。毎日朝日を浴びて、体内時計のリセットを心がけてください。

 

2)コルチゾール

副腎疲労により、コルチゾールの分泌が滞り、低血糖が起きると、それを補うためにアドレナリンが分泌されます。寝ている間もボクシングをやっているような状態ですから、寝ていられません。

 

3)プロゲステロン

女性ホルモンであるプロゲステロンは睡眠ホルモンです。更年期になると、プロゲステロンが急激に減少することで睡眠障害を引き起こします。

また、プロゲステロンも、コルチゾール同様にコレステロールから合成されます。原料のコレステロールが低値だったり、副腎疲労が進行した状態では、プロゲステロンも減少し、寝られなくなってしまいます。

 

4)成長ホルモン

睡眠と大きく関わるのが、ダメージを受けた細胞の修復・再生・肌のターンオーバーの正常化を促す、アンチエイジングの主役成長ホルモンです。成長ホルモンは、夜間の血糖コントロールに、コルチゾールと並び重要です。

最近の研究では、成長ホルモンの分泌には寝る時間に関わらず、寝初めの90分に深い睡眠(ノンレム睡眠)が訪れた時に最も多く分泌されると言われています。

 

一度睡眠アプリなどを利用して、自身の睡眠の質を確認してみるといいと思います。

 

いかがでしたか?

次回の記事では、睡眠不足の原因②腸内環境の乱れについて解説します。

こちらもぜひ併せて読んでいただき、対策していただければと思います。

https://aqua-medical-c.com/2022/05/23/7789/

 

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アトピー性皮膚炎②

2)炎症の抑制

アトピー性皮膚炎におけるステロイド療法は確かに「炎症を抑える」という観点からみると大変画期的な治療法です。ところがもう一方では、皮膚の本来もっているバリア機能をさらに損なってしまう。というデメッリトがあります。そのため一時的には炎症は収まるが、バリア機能がどんどん破綻していくので、症状は塗っても塗っても悪化していくことになります。その先に待っているのがどんどん強いステロイドじゃないと効かなくなってしまう、ということなんです。

「炎症」について考えるとき、毎日どんな油を取るかということは非常に重要です。EPA、DHAなどのフィッシュオイルや、えごま油、亜麻仁油などのオメガ3系脂肪酸は炎症を抑える働きをします。エスキモーの人たちには、アトピーや喘息といった炎症性疾患をもってる人たちはほとんどいないと言われています。これは彼らが魚をたくさん食べているアザラシなどの肉を常食としているからなんです。アザラシの肉には大量にEPAが含まれています。このような油には炎症を抑える働きがあるのです。

また、体の炎症を抑える働きのあるホルモンとして、「コルチゾール」があります。コルチゾールはコレステロールを原料として体内で作られます。健康診断で「悪玉」と言われ目の敵にされるコレステロールですが、低すぎてはコルチゾールが作られず、炎症を抑えることができなくなってしまいます。

3)皮膚バリア機能の正常化

私はアトピーの患者さんには、お風呂で石鹸、シャンプーは使わないよう指示します。石鹸は皮膚のバリア機能を壊します。また、皮膚も粘膜も爪も髪も、すべてはタンパク質をもとに作られています。そして皮膚のコラーゲンは「タンパク質・鉄・ビタミンC・亜鉛」を原料にできています。加えて、皮膚機能の改善には、ビタミンAは欠かせません。つまり皮膚をつくるうえでまずこの材料が足りてない人は、より皮膚が脆弱になってしまうのです。必要以上に、皮膚を綺麗し過ぎず、十分なタンパク質、ビタミン、ミネラルの補給は必須です。

アトピー性皮膚炎は、根本から完全に治すことは難しいと言われていますが、「ヒトのカラダは食べ物でできている」という観点から、自分のカラダにあう食べ物やあわない食べ物、腸内環境は整っているか、栄養素不足など、自分のカラダを知ることが治療の第一歩となります。

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YouTube版:アトピー性皮膚炎②

今回のお話もアトピー性皮膚炎についてです。

 

当院ではアトピー性皮膚炎の治療を考えるとき

まず腸内環境の改善に着手したあと

「炎症の抑制」と「皮膚バリア機能の正常化」を念頭に進めていきます。

 

 

 

 

 

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アトピー性皮膚炎①

当院にはアトピー性皮膚炎の治療を希望される方が、たくさんいらっしゃいます。漢方治療を希望される方もいらっしゃいますが、ほとんどが既存の治療で改善せず、分子栄養学的アプローチを望まれる患者さんです。

 

私が考えるアトピー性皮膚炎の治療アプローチは

  • 腸内環境改善
  • 炎症の抑制と
  • 皮膚のバリア機能の正常化です。

 

1)腸内環境改善

 

脳を持たない動物は存在するが、腸を持たない動物は存在しません。我々人類を含む動物にとって腸は食物からエネルギーや栄養成分を吸収するきわめて重要な器官です。

その一方で、腸は生体と外界とのインターフェースとして、多くの外来抗原に絶えず暴露されており、常に外来の微生物やウィルス攻防の最前線として戦い続けなくてはなりません。

腸には免疫細胞の約6~7割が集中しているほか、神経系や内分泌細胞も点在しています。これを腸エコシステムと呼び、腸機能だけでなく全身の恒常性を保つのに重要な役割を果たしています。

外部からの様々な刺激やストレス、あるいは宿主の加齢などによりそのバランスが一度崩れると、消化器疾患のみならず、自己免疫疾患や生活習慣病などの全身性疾患を発症します。 そしてアトピー性皮膚炎も、腸内環境が大きく関係しています。

 

腸内環境が悪化すると、小腸壁の細胞と細胞の間に分子レベルの隙間ができ、本来小腸壁を通過できない異物(菌・ウィルス・アレルギー物質など)がすり抜けて、血管内や体内に漏れ出してしまいます。そして体の免疫機能が異常反応を示し、アレルギー症状を発生させわけです。これをリーキーガット症候群といい、アトピー性皮膚炎の原因となるわけです。

 

アトピー性皮膚炎の患者さんは、便秘、下痢、緊張するとお腹が痛くなる、オナラが臭いなどの腹部症状を訴える人がほとんどです。

 

 

我々が健康維持するための、腸エコシステムを維持するためにはどうしたら良いでしょうか?

それは簡単なことではありませんが、一つはヒトにとって有用な乳酸菌やビフィズス菌などの「プロバイオティクス」やオリゴ糖のような「プレバイオティクス」を摂取することがあげられます。

プロバイオティクスとはヒトにとって有益な効果を持つ細菌やそれを含む食品のことで
プロバイオティクスの腸管内での増殖を促すものをプレバイオティクスといいます。

腸内細菌叢は加齢に伴って変化し、いわゆる善玉菌が減少していくことからも腸内環境を乱さないような努力とプロバイオティクスを活用し、腸エコシステムの構築で我々の健康を維持するように心がけてください。

 

 

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YouTube版:アトピー性皮膚炎①

当院にはアトピー性皮膚炎の治療を希望される方が、たくさんいらっしゃいます。漢方治療を希望される方もいらっしゃいますが、ほとんどが既存の治療で改善せず、分子栄養学的なアプローチを望まれる患者さんです。今回と次回で、アトピー性皮膚炎について2回に分けてお話しさせていただきます。

 

 

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小麦(グルテン)が体に及ぼす悪影響

小麦粉に含まれるグルテン。みなさん、名前だけは聞き覚えがあると思います。

「ジョコビッチの生まれ変わる食事」で一躍知れ渡るようになったタンパク質です。

 

グルテンが自身の体調を害していることを知り、実家がビザ屋という皮肉と向き合い、グルテンを断つことで、そこから一流選手であった彼が、超一流選手に成ることができた事実が、大変興味深い本でした。

 

さて、このグルテン、何が私達の体に悪影響を及ぼすのでしょうか?

 

1)グルテンは消化困難なタンパク質

グルテンはラテン語で「糊(のり)」を意味する語源から作られました。小麦粉は水を含むとベタベタします。そしてよくこねるとモチモチをした心地よい食感をもたらすのです。

 

そもそもグルテンは人の消化酵素では分解されにくいため、腸の粘膜の中に貼り付いて異物となってしまいます。そして腸粘膜を傷つけ、結果、炎症を起こしてリーキーガットの大きな原因となります。

グルテンが遺伝的に食べられない自己免疫性疾患である「セリアック病」は日本人には少ないとされていますが、グルテンを多く含む食事をした後に、胃が膨張し、胃の痛みや吐き気、腹部のけいれんを感じる、グルテン不耐症の方は臨床のばでもたくさんいらっしゃいます。

 

2)小麦粉は血糖の乱高下をもたらす

小麦の70%を占める糖質に含まれるアミロペクチンAは、急激な血糖上昇をもたらします。それを下げるためにインスリンが過剰分泌された結果、脂肪を溜め込み、太りやすくなったり、むくみを引き起こす原因になります。

また、日常、強い疲労感や集中力低下を感じたりするようにもなります。そのアミロペクチンAは、小麦の中の糖質の大部分、75%を占めています。

 

3)グリアドルフィンが中毒性をもたらす

グルテンに含まれるグリアドルフィンは、オピオイド効果をもたらすタンパクで、腸管から血中へ移行し、血液脳関門を通過して脳内に到達すると、脳のオピオイド受容体に結合し、モルヒネ様作用を引き起こします。

結果、ドパミンが放出され、脳が興奮、パンを、麺を、小麦をもっとくれ、もっとくれ、と中毒様作用をもたらすのです。

 

あなたが身体に不調を感じた場合、「何を食べたら調子が良くなり、悪くなるのか」を知ることが大切です。

もし小麦を使った食品を摂ることで身体にマイナスな反応があれば、控えたり、減らして除去することも必要になってくるかと思います。

私は、多くはないですが、パンも麺も食べることはあります。多くはないので、食べられなくても、苦しくはありません。

しかし、あなたがもし、それがストレスになる様なことがあったら、なぜそうなるのかを考えてみる必要があるのかもしれません。